投資銀行過酷日記

全ての就活生、転職希望者、港区女子に送る

日系投資銀行の年収事情

日系投資銀行の年収について紹介したいと思います。パチパチパチ

 
野村證券以外の日系投資銀行はどこも基本給+残業代+ボーナス。
もちろん、基本給はリテール(証券営業の人たち)と同じであり、ボーナスはリテール社員よりも低いぐらいですかね。毎日のようにノルマに追われたり、怒鳴られないので、その分安いのでしょう。
 
ちなみに、働き方改革の影響を受けて、若手にとっては、残業時間が大きく減った代わりに、入ってくるお金も大きく減っているので、現場からはブーブー文句が出ています。
どこの投資銀行も、月の残業時間上限が80時間(しかも年間6回まで!)なので、ざっくり年収はこんな感じだと思われます。
 
1年目
基本給300万円+残業代200万円+ボーナス100万円=600万円
3年目
基本給350万円+残業代220万円+ボーナス150万円=720万円
5~6年目
基本給450万円+残業代300万円+ボーナス250万円=1,000万円
管理職~
基本給800万円+残業代0万円+ボーナス400万円=1,200万円
部長
基本給1,200万円+残業代0万円+ボーナス600~1,000万円=1,800~2,200万円
 
※会社によっては福利厚生として家賃補助(50~100万円程度)の上乗せあり
 
どうでしょうか。この金額を多いととらえるか、少ないととらえるかは「あなた次第」。
まあ、客観的に言うなら、30前の若造が1,000万円もの年収を手にするわけだから、相当な高級取りと言えなくもないでしょうが、総合商社と比べると少なかったりますよね。
 
そして、徐々に高い給料がもらえる外資に憧れを持ち始め、転職をしてしまう人が後を絶たないのですよ、ええ。まあ、私もその1人ですが。
(実際は外資系のほうが辛く、労働時間も長いので、時給で比べたら日系の方が高いのに愚かですね。。。)
 
外資投資銀行ってどれくらいもらえるの?と感じた方向けに次の記事を書きます。
 
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投資銀行って何なの?

そもそも「投資銀行とは?」と思われた方もいるかと思いますので、簡単に説明したいと思います。

 

投資銀行は、日本でいうところの証券会社で、上場会社、金融機関や超富裕層向けのビジネスをしているところになります。

 

「銀行じゃなくて証券じゃん!」って思う方も多いのですが、海外では証券会社も銀行も「Bank」と呼ぶ習慣があり、「Investment Bank」という海外の呼び名から来ています。

 

一口に投資銀行と言っても部門によってビジネスがかなり大きく違うのですが、その中でも私が入っていた投資銀行を簡単にご紹介したいと思います。

(おそらく一番思い浮かびやすいのはトレーダーとかだとは思うのですが、そちらについては別のサイトにご紹介をお任せしたいと思います。)

 

投資銀行部門の仕事:

大まかにいうと、会社がM&Aをやる際にアドバイスや株式や社債を発行する際の投資家探しをします。

じゃあ、そんなに給料が高いかというと手数料がバカ高いからです。M&Aのアドバイスの手数料はどんなに日系で安くても1億円を下回ることは滅多にありません。何のリスクも取らずに、ただアドバイスして1億円ですよ?それが給料の源泉になっています。ちなみに外資になると最低手数料がぐっと上がり、3億円とかそれくらいの水準になったりします。

 

ただし、その分仕事は大変で、日系・外資入り乱れて案件を取り合ったりするので、競争が激しいし、幹部は皆たくさんの案件をやってたくさん稼ぎたいので、週労働時間80時間とか100時間になったりします。このレベルになるとただただ毎日眠いです。。。

 

肝心の仕事は案件を取るためにひたすら「この会社買いませんか?」、「この会社売りませんか?」という提案が主になります。もちろん電話で「それ良いね!」って言ってくれると楽なのですが、「こんなに良い会社ですよ!」、「こんな良いことがありますよ!」っていうようなコンテンツを数十~100ページのきれな資料にした上で毎日毎日、お客さんの面談に備えることになります。

 

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プロローグ:きっかけ

プロローグとしてまずはなぜ外資投資銀行で働くことになったのかを紹介したい。

 
自分は幼いころ、貧しい家庭で育ち、子供心ながらわずか480円のミニカーですらなかなかねだれないと感じていた。
また、そんな家庭だったこともあり、よくイジメられていた。
大きくなったら絶対にたくさんの「お金」を稼ぎ、「周りを見返してやりたい!」とずっと思っていた。
 
そんな子供もすくすくと(?)育ち、大学生になったころ、ひょうんなことから「外資系への道標」というサイトに知り合った。
そこで書かれていたのは外資投資銀行の面接対策、各社の特徴、そして年収であった。年収の部分は、目がくらむような衝撃を感じたのを覚えている。
なんせ初年度で年収800万円を超え、5~6年目で年収2,000万円を超えるというものであったからである。
そこから私はひたすらに外資投資銀行で働き、たくさんの「お金」を稼ぐことを目標に生きてきた。
(今ではそれが大きな間違いと気付くのだが。)
 
このブログでは自分自身の就職活動、日系投資銀行での仕事、転職活動、そして、個人的に奴隷契約と呼んでいる外資投資銀行の仕事について書いていきたい。
 
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