プロローグ:きっかけ
プロローグとしてまずはなぜ外資投資銀行で働くことになったのかを紹介したい。
自分は幼いころ、貧しい家庭で育ち、子供心ながらわずか480円のミニカーですらなかなかねだれないと感じていた。
また、そんな家庭だったこともあり、よくイジメられていた。
大きくなったら絶対にたくさんの「お金」を稼ぎ、「周りを見返してやりたい!」とずっと思っていた。
そんな子供もすくすくと(?)育ち、大学生になったころ、ひょうんなことから「外資系への道標」というサイトに知り合った。
なんせ初年度で年収800万円を超え、5~6年目で年収2,000万円を超えるというものであったからである。
(今ではそれが大きな間違いと気付くのだが。)